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RFナイフ サージトロンDUAL EMC

HIFU施術イメージ

出血をおさえる身体に優しい電気メス

RFナイフは、一般的な電気メスの約10倍にあたる高周波で皮膚腫瘍(できもの)を除去する手術機器です。電気メスや炭酸ガスレーザーなどとは違い、病変部への熱による影響がとても少なくさまざまな皮膚の治療に適しています。

RFナイフの周波数

RFナイフについて

交流電流は導体を流れる際、周波数が高くなるほど電気の深達度は浅くなり、電流の流れる組織体積が小さくなることで電流密度が高くなります(表皮効果) (図①)。使用する電極や出力に左右されない本現象を利用した RFナイフは、常に組織への深達度を一定に保つことが可能となり (図②)、微細な切開・凝固が行える“侵襲の小さな電気メス”と言えます。

「メス先と組織の接触状態」や「対極板の設置状態」は電気メスの効果を大きく左右します。これらは多くの場合、機器の出力設定の増減で対応されますが、それは同時に周辺組織への熱害と不必要な組織炭化を助長します。 しかし、電流密度の高いRFナイフはメス先や対極板の設置状態の影響を受けにくく、より少ない出力で狭い範囲に熱を集中させる事ができ、過度な電圧設定によるスパークの発生を抑えることで手術部位感染(SSI)の原因とされる組織炭化を最小限に留めることが可能です。

RFナイフは、ラジオや無線で使用される短波を用いており、対極板は受信アンテナの役割を果たしています。電波の回収を目的としている為、薄い衣服を介しても使用することができます。

RFナイフを使用した当院の治療

当院では、RFナイフを使用し以下のような良性皮膚腫瘍の治療を行っています。

  • ほくろ
  • 稗粒腫
  • 脂漏性角化症
  • 汗管腫
  • アクロコルドン
  • 老人性血管腫
  • 脂腺増殖症
  • 静脈湖

他の治療法との比較

治療の流れRFナイフ従来の電気メス治療
初診診察、写真撮影、処置日予約、術前麻酔クリーム使用の説明診察、写真撮影、手術予約、手術同意書説明サイン
当日30分前に来院、処置10分前に来院、手術
術後1週間経過観察抜糸、病理組織検査結果説明
術後1ヶ月アフターケアアフターケア
術後3ヶ月以降複数回治療
  • *RFナイフによる処置では外用剤または創傷被覆材を貼付2週間程度使用します。
  • *当院では傷痕をきれいに治すために外用剤や内服、肌色テープ固定を1か月程度行うことを勧めています。

L-RFナイフ 治療の流れ

Step.01初診
既往歴、基礎疾患の確認、血液データやお薬手帳をご持参ください。
診察後に患部の写真を撮影します。
Step.02処置当日
当日はご予約時間の30分前にお越しください。
痛みに弱い方には麻酔クリームを塗布します。
Step.03処置後(当日)
処置した日は入浴、飲酒、激しいスポーツを控えて下さい。
Step.04経過観察
処置後1~2週間は自宅で外用剤塗布または創傷被覆材を使用してください。
経過観察の診察で再発が見られる場合は3~6ヶ月間隔をあけて再度処置を行います。

副作用について

下記のような副作用がある場合がございます。

  • ケロイド、肥厚性瘢痕、陥凹、色素脱失
  • 紅斑、色素沈着
  • 色素の残存、再発

治療を受けられない方

以下の方はRFナイフの処置を行えません。

  • 妊娠中、妊娠の可能性がある方
  • 体内にペースメーカー、体内埋め込み式除細動器のある方

施術料金

RFナイフの施術料金は料金一覧ページでご確認ください。

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