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高濃度ビタミンC 点滴療法
高濃度ビタミンC 点滴療法について
現代は大気汚染、タバコ、紫外線、ストレスにさらされ、鉄がさびるように、細胞も酸化、劣化を繰り返し老化していきます。ビタミンCは抗酸化作用により、この老化を進行・遅延させることが期待されています。(ビタミンC 25gはレモン1200個に相当。)
ビタミンCは人間の体内で作れず、食事やサプリメントで毎日摂取することが必要ですが、経口摂取では消化管での吸収に個人差があるため、当院では点滴療法を行っています。
防腐剤、添加物質はときにアレルギーの原因となります。当院では防腐剤の入っていないビタミンCを使用するため、安全性も高く、副作用もほとんどありません。ただ日本人では稀ですが、酵素G6PDの活性が低いとビタミンCにより赤血球が溶血することがあります。ビタミンC 25g以上の点滴を行う場合は、必ず事前にG6PD検査を行います。
期待できる効果
- 免疫力アップ
- 疲労回復作用
- 抗ストレス効果
- 抗酸化作用
- コラーゲン生成促進
- メラニン生成の抑制
- 還元(しみ、肝斑、美白作用)
- 生活習慣病予防
- 抗アレルギー作用
白玉点滴(グルタチオン)
グルタチオンって?
もともと食べ物(スプラウトと呼ばれるブロッコリーの新芽やアスパラガスの穂先などに多い)や生体内に存在するもので、「グルタミン酸」「システイン」「グリシン」という3つのアミノ酸からなる「トリペプチド」のことです。これに含まれるチオール基には、解毒作用、抗酸化作用があることが分かっています。
動物にとって酸素は必要不可欠ですが、呼吸で取り込まれた後、赤血球によって全身に運ばれ、細胞内でグルコース代謝、ミトコンドリアにおける好気的エネルギー産生に利用された際、副産物として活性酸素種(過酸化水素、スーパーオキシドなど)が発生します。もちろん体はこれらの活性酸素種を還元し消去する機構を持っていて、そのうちの一つがグルタチオンのチオール基です。しかし、現代人はタバコ、紫外線、ストレス、大気汚染、食品添加物などたくさんの外的環境刺激を受けています。年齢と共にグルタチオンは減少するため、抗酸化作用のあるグルタチオンを補うことによって細胞の老化を防ぎ、紫外線を浴びて活性酸素が増えたお肌においては、メラノサイトが産生したメラニンの沈着を防ぎ、チロシナーゼ酵素を阻害、メラニン産生を抑えることが期待できます。
期待できる効果
- 美白(お顔だけでなく全身)
- 美肌作用
- シミ・くすみ・肝斑や湿疹など、肌の状態を改善
副作用
まれに吐き気、食欲不振、発疹、腹部の不快感、内出血(青あざや黄色いあざ)が起こります。
アナフィラキシー発生頻度は0.1%です。
日本では40年以上も前から、慢性肝炎の肝機能改善、妊娠悪阻、晩期の妊娠中毒、薬物中毒(水銀、鉛、有機リン)、慢性湿疹、蕁麻疹などの治療に保険適応があり、使用されています。
副作用も非常に少ない安全率の高い医薬品です。
診察フロー
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Step.01ご予約
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初回はお電話にてご予約ください。
ご予約 082-225-6672受付時間/9:00~17:00
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Step.02ご予約当日
- 軽い飲食は済ませて来てください。初回は医師の診察があります。
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Step.03点滴
- 2回目以降は体調に問題がなければ、医師の診察は必要ございません。
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Step.04終了後
- 特に日常生活に制限はございませんが、過度な運動はお控えください。